名古屋市南区の大型スポーツ用品店スポーツスタジアムソブエ(ソブエスポーツ)
営業時間 10:00 ~ 20:00火曜定休
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スポーツスタジアムソブエのテニス・バドミントン担当の後藤です(^^)/
4月にミズノから発売された
「テックフェザー03」というシャトルをご存じですか?
シャトルのイメージがあまりないミズノですが
SNSでも少し話題にもなっていたと思います
従来のシャトルと何が違うのかというと、
羽根の部分が人工的に作られているシャトルなのです!
ミズノはかなり前にも人工シャトル(コンポジットフェザーて名前だったかな?)
を発売していたのですが、競技レベルで使える物ではありませんでした
しかし、テックフェザー03は以前の物より遥かに進化しています!
耐久性が高く、水鳥球に近い飛行性能になっていました!
ただ、誰にでもおすすめ!…とは言えないと感じたので
僕が実際に試打した感想を交えながら、テックフェザー03について
紹介していきたいと思います
まずは見た目から
外装はこんな感じ
水鳥シャトルと同じ12球入りです
続いてシャトル
※写真は既に使用しているものです
写真では分かりづらいですが、羽根と軸の部分がうっすら茶色っぽい感じです
では、肝心の性能面
耐久性はミズノの実験結果では水鳥に比べ約2倍あるとなっています
実際試打した感じ、壊れるまで使用したわけではないですが、
羽根も散ったり折れたりしないので水鳥より
羽根の耐久性はありそうだなと感じました
しかし、それなりにパワーがあるプレーヤーさんに
基礎打ちで使用してもらった所、羽根の壊れはありませんでしたが
羽根の軸(付け根の所)がへたってしまいました
ふにゃふにゃって感じです
まあ十中八九、スマッシュでの負荷が原因でしょう
変なところで打ったとかはなかったので、
単純に耐えられなかったのかなと感じました
こうなってしまうとさすがにプレーに影響を感じました(^^;
僕もダブルスの試合形式で使用しましたが、若干ですが同様にへたっていました
まだまだ使えるレベルでしたが、僕程度で多少なりとも影響があるなら
レベルの高い競技者にはあまり向かないのかな~と感じました
お次は飛行性能
実験結果では水鳥と比較して速度差はほぼないですが
体感的にはシャトルスピードは少し早い感じはありました
やはり減速しにくいのが原因でしょうか
シャトルの軌道・飛距離は、一緒に打っていた人の中では少し飛びすぎると感じていた人もいましたが、個人的には気にするほど違和感なかったです
僕の不注意で1ヶ所、羽根に折れ目が入ってしまったのも
使用してみましたが、やはり回転が少しキレイではなかったです
多少影響はありましたが、練習ならまあ使えるかなって感じでした
水鳥のように散る事はないですが、
一度折れ目が入ってしまうと戻らないので注意が必要ですね
あと気になったのは打球時の重さと音です
水鳥と比べて、打球感が少し重いです
打ちごたえはありますが、普段と違う重さが少し気になりました
強打の時は打球音が大きいので打ってて気持ちかったです
これはいい点なのかな??(^^;)
そして、このシャトルなんと日本バドミントン協会検定合格球なのです!
といっても、水鳥球とは違う分類なので
合成球部門での検定合格球といったイメージです
なので、水鳥の第1種合格している
ニューオフィシャルばどを使用していた大会で
テックフェザー03が使えるというわけではないんですね~
ただ、大会では使用できるので皆さんの周りでも
今まで水鳥シャトルで試合していたところが
テックフェザーになっていた!なんて日が来るかもしれませんね
それだけ水鳥に近い性能になったってことですね
最後に価格
定価4,300+税
お店によっては値下げしてるところもあるかもしれません
価格だけみると高い部類にはいるでしょうか
水鳥シャトルと比較しても練習球としては高めです
しかし、耐久性も考えるとコスパいいのか…..
この判断は難しいとこで、使用するプレーヤーによると思います
先ほど述べましたが、一定レベルのプレーヤーが使うと
軸がへたってしまう可能性も…
すぐへたってしまっては高くつくし、へたらなければなが~く使えるでしょう
おすすめの線引きが難しいですが
基本的にはジュニアやママさん、初級者にはコスパいいとおもいますが
少なからず水鳥との違いがあるので、日常の練習で使うには
そこは考慮しないといけないですね
僕は選択肢の1つにあってもいいんじゃないかなと思います
中級以上になるとスマッシャーや大砲みたいなスマッシュを
打つ人もいると思うので、おすすめかどうかは周りのレベル次第かなと
ただ、一度は試してみる価値あると思います!
少なくともシャトルの進化は感じでもらえると思いますよ(^^)
サンプルの用意もしてますので、気になる人はぜひぜひ打ってみてください!
というわけで、今回は人工シャトルのお話でした
将来的にはいつまでも鳥さんの羽根を使うわけにはいかないと思うので
人工が当たり前になってくるんじゃないかな~
人工的であれば羽根の質も一定になる?と思うので
水鳥みたいに年によって羽根の質が変わるのは解消されそうですよね(^^)
今後も人工シャトルの進化には大注目です!
それではまたっ
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